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里山を愛する会
2010年3月7日 和歌山県御坊市

NPO法人里山を愛する会主催による竹の伐採とチップ作りに参加してきました。

竹チップ1

前日から雨の予想だったため雨天中止と言われていましたが、朝の7時半に決行という連絡をいただき、大阪から現地に向かいました。

竹チップ3

大阪から2時間弱かかったため30分ほど遅れて到着したのですが、既に地域のボランティアのみなさんが60名ほど集まって小雨の降る中9時スタートで作業をされていました。

竹チップ4
思った以上に人が多かったので、今回誘ってくれた湯川さんに聞いてみると、NPOのスタッフの他、ロータリークラブのみなさん、高専のみなさんが応援に来てくれたということです。写真左が湯川さん。

湯川さんは、自分でも竹チップを粉砕するチッパーを購入されていて、竹チップに米ぬかを少し混ぜて、キトサンと微生物(もちろんランドグリーンと美らグリーンですが)の活性液を散布して堆肥化し、それを自ら栽培されているミニトマトのハウスの土作りの段階で入れられています。そんなことから「里山を愛する会」のみなさんとも竹チップが縁でこうして一緒に活動されるようになりました。竹チップに関しては、さきがけの人です。

竹チップ2

和歌山県の森林整備課の担当の方もお手伝いに来られていました。里山を愛する会では、県の補助事業として竹の伐採をしているためです。

竹は中が空洞のためノコギリで簡単に切り倒すことができますが、方々で切り倒しているため、次から次へと倒れてくる竹に注意をしないと結構危険です。

自分の作業に集中してしまうと、目の前に竹がバサッと倒れてきたり。慣れてないので、倒れると思っている方向とは違う方へ向かって倒れ始めるので、みんなが慌てて声を出すのですが、初めて会う人が多いため、その人の名前で呼べないので、危険をしらせることが難しかったりと、思った以上に大変でした。

竹チップ5

伐採された竹は、作業しやすい長さに切られて運ばれ、写真のチッパーで細かなチップに粉砕されてゆきます。写真ではわかりませんが、スゴイ音です。

小雨が降り続いていましたが、それはあまり気にならず、あっという間に昼になりました。

この日は、雨が降り続いていたため、午後からの作業は中止となり、お昼のお弁当も持ち帰りとしていただきました。


解散の後、県の担当者の方や会の理事の方々と今後は農家さんが利用しやすいように堆肥化することについてしばらく話をして、この日は終了となりました。

竹チップ6

竹はC/N(炭素/窒素)比のバランスが良いので、そのままでも発酵してゆきますが、数回の切り返しが必要であるのと、発酵過程で強いアンモニアが発生し温度が高くなります。ですから、生を土に入れるのは厳禁です。

しかし、ここでキトサンと微生物の活性液を振り掛けておくと、途中で1回切り返しをする程度で2-3ヶ月もすれば良質の堆肥ができあがります。

C/N比が30くらいでできあがるので、有機の肥料であってもどうしても窒素比が高くなる(多くは10以下)ため、竹チップ堆肥を入れてベストなバランス(15前後)にすることで、いわゆる「土ごと発酵」の条件が整います。

こうした土作りを繰り返してゆけば、土の団粒化が進み、フカフカの土になってきます。植物の健全な生長にとっての環境が整います。

やっかいものが宝になるのはキトサンも同じですが、竹チップも宝になります。ぜひ有効利用に取り組みたいですね。


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