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やわらかい土で育つホウレン草
2010年3月12日 奈良県宇陀市

奈良県宇陀市は標高300m前後に位置するため、数日前の寒い日には雪が降ったそうです。ハウスの横には雪が残っていました。

奈良1

榛原町で周年ホウレン草栽培をされている加留さんを訪ねました。

加留さんのホウレン草は、奈良でキトサンを使った野菜を販売されている方のみならず、地元の大手スーパーのバイヤーさんからも好んで仕入られるほどです。

奈良3

その人気の秘密は、苦味のない味と、新鮮さが長持ちして萎れにくい点にあります。

新聞に包んで冷蔵庫に入れてたまま忘れていたら1ヶ月もシャキッとしていたという話を取引先から聞いたこともあるそうです。

奈良2

苦味がない秘密は、この写真の通り土作りにあります。

ホウレン草は発芽時期には水をやりますが、そのあとはあまり水をやらずに育てるため、多くの場合土は硬く乾燥ぎみです。

奈良4

加留さんのハウスは、土がホコホコしていて、結構湿っています。雑草も柔らかい草ばかり。

奈良5

これが収穫されたホウレン草の根です。ここまで細根が付いて抜けるというのは、いかに土が柔らかいかという証です。これは束にされたホウレン草ですので、このまま出荷されるということです。消費者の方にもわかってもらえているといいなぁと思います。

加留さんは栽培が難しいとされている夏場もホウレン草を出荷されています。夏場は価格も高くなるので農家さんは作りたいのですが、暑さで発芽しなかったり、生育障害がでたり。おそらくこの団粒化したフカフカの土があれば水分が切れやすい夏の時期でも保水力により発芽や生長を助けてくれるんだと思います。夏でもホウレン草がとれる秘密はやはり、土作りです。

奈良6

夏のホウレンソウ栽培には農家さんの技術、そしてこうした土作りができていないと簡単にはいきません。

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