CALENDAR
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30   
<<前月 2010年09月 次月>>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD:
NEW ENTRIES
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
POWERED BY
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
<ivory>
OTHER

2009から2010へ
2009年は日本の経済にとっても、農業にとってもキビシい年でした。

北海道を含む全土で多雨による日照不足は作物にとって大きな影響がありました。太陽の光を炭水化物に化学反応させる光合成は、日頃は当たり前のように普通はあまり考えることがありませんが、植物にとって太陽の光がいかに重要で、欠かすことのできないものかを感じた年でした。

2010

植物が水と二酸化炭素と太陽の光で炭水化物を作ってくれるお陰で、僕たち人間はエネルギー源となるお米や小麦などの穀物、野菜、果物を口にすることができます。もちろん、牛や豚や鳥の肉も、エサとなる植物があってのことです。

そんな当たり前のことが、当たり前でなくなることで、いろいろと気付かされました。自然の仕組みはすばらしく緻密に設計され過ぎていて、“自然を当たり前のこと”と勘違いしてしまうことがあります。

2010_3

それでも、こんなキビシい年があるからこそ、学ぶことや考えることもいつも以上にありました。きっと2010年に活かすことができるのではないかと思っています。

2009年は農業が今までになく多くの話題にもなりましたが、低価格の波に農産物も巻き込まれました。工業製品のように海外でローコストで製造することができない生鮮野菜や果物の価格を、同じように下げていくと生産者がギブアップしてしまうかもしれないという心配もありますし、そんな切実な声も聞こえてきます。

農家さんと一緒に新しい仕組みづくりをしたいということから始まった「畑のこころ」プロジェクトもまだまだこれからですが、多くの農産物が市場で低価格で取引されているにも関わらず、ここ数年の中で認めていただいた生産者の農産物は、市場の価格よりも高く取引していただけたことは、これからもこうした取り組みをしっかりと広げていかなければいけないという思いを強くさせてくれました。低価格の次にくるものは何か?がテーマですが、農業や食は普遍的なテーマですので、答えはすでにあります。

2010_2

また、例年になく雨の多かった北海道でも、数年前から取り組んできた牛糞の堆肥化とキトサンによる育苗により収量、糖度の上でもしっかりと結果が出始めてきました。そして、酪農へも一歩入り込むことができた年でした。こうした結果は僕たちにとって大きな自信になっています。

2010_2

そして、今年の取り組みから学んだことで、日照不足のときに植物をサポートしてあげられるのは、やはり基本的な土作りであり、有機物の施しということになります。

うまく行かないときには次へのヒントが何か隠されているハズです。そのヒントを2010年の農業に少しでも活かすことができるような活動をしてゆきたいと思います。

2009年どうもありがとうございました。2010年もいろんな出逢いと学びを楽しみにしています。どうぞよろしくお願い致します。


| コラム | 08:14 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑