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ファームアースプロジェクト 「収穫」
2009年1月8日 兵庫県西宮市

昨年の9月にスタートしたファームアースプロジェクト(FEP)は、ホウレンソウなどの収穫は既に終了し、残りの大部分はダイコンやニンジンという状態になっていました。

FEP

年末は色々と忙しさを理由に畑に来れたのは12月4日だけだったので、それ以来の訪問でした。

ダイコンは種を播いたのが10月後半だったこともあり、かなり気温が下がってからの植え付けだったため大きく生長するのは難しかったようです。9月以降の1日は1週間とも言われるほどですが、実際に体験してみると大きな違いであることがわかります。今年は8月にはニンジン、ダイコンなどの種を植えて、大きさも立派なものを作りたいと思います。

FEP3

そう言った事情で大きくはならなかったダイコンですが、味の方は甘くて美味しく出来上がっていました。

そして、ニンジンの方ですが、こちらは発芽して直ぐに10月の台風18号が来たため、5割ぐらいが頑張って生き残ってくれました。台風が直撃した三重県御浜町の農家さんは同じ品種のニンジンをここの畑と同じ頃に種を播いたのですが、台風によって全滅してしまったということでした。そういう意味では、貴重なニンジンたちがなんとか頑張って大きくなってくれていました。

FEP


間引きをしっかりとしておけば、もっとサイズも揃っていたのでしょうが、専業でやっていないため、どうしてもそこに手をかけてあげられず、窮屈に生長しているニンジンもたくさんあって、やはり手をかけてあげただけ作物は応えてくれるということを実感しました。

実際の出来はというと、間引きによる生長不良があったこと以外では、外観的にもキレイで、葉や茎も徒長しておらず、味もとても甘みがあって美味しいニンジンでした。中には、形の変なニンジンもありましたが、これは生育途中で石などの物理的障害物があった時などに、それを避けて生長したと考えられますので、今後も更なる土作りを続けてゆけば、こうした問題も解決できると思います。

この日は、ケーブルテレビのベイ・コミュニケーションさんによる2回目の収録も行われ、参加されたタレントさんたちもダイコンやニンジンの美味しさに感動してくれていました。食べてくれた人たちが、「おいしい」と言ってくれるのが一番という農家さんの言葉をよく聞きますが、その気持ちがわかる気がしました。

この日は収穫をした後に、西宮のアローツリーさんのレストラン「808(やおや)キッチン」でニンジンとダイコンの料理を食べるというところまでを収録されました。ダイコンがスイーツになったのには、皆さん驚かれていました。808キッチンでは期間限定のメニューとなるようです。

FEP2


また、収穫直後のダイコンとニンジンを808キッチンのスタッフの皆さんと一緒に販売もしました。夕方の5時頃はちょうど買い物の時間と重なって、多くの方にお買い上げいただきました。葉っぱを食べたいというお客さんもいれば、葉っぱはいらないという方もいて、様々ですが、できれば葉っぱも食べてほしいというのが作り手の気持ちです。農家さんは出荷のときに、そんな思いもしているのかと、ふと思ったり。

FEP4


とにかく収穫にあたり、いくつもの反省と、次への課題。そして、やはり農業は奥深く、人の手をかけてあげることで作物はそれに応えてくれるのだと実感しました。もっと手をかけてあげれば、というのが最大の反省と課題です。

ファームアースプロジェクトの発起人であるアローツリーの矢木さんの考えも、消費者と食と農業の結びつきがテーマのひとつでしたので、今後もこうした感動を多くの人と共有していきたいと思います。

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