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2009から2010へ
2009年は日本の経済にとっても、農業にとってもキビシい年でした。

北海道を含む全土で多雨による日照不足は作物にとって大きな影響がありました。太陽の光を炭水化物に化学反応させる光合成は、日頃は当たり前のように普通はあまり考えることがありませんが、植物にとって太陽の光がいかに重要で、欠かすことのできないものかを感じた年でした。

2010

植物が水と二酸化炭素と太陽の光で炭水化物を作ってくれるお陰で、僕たち人間はエネルギー源となるお米や小麦などの穀物、野菜、果物を口にすることができます。もちろん、牛や豚や鳥の肉も、エサとなる植物があってのことです。

そんな当たり前のことが、当たり前でなくなることで、いろいろと気付かされました。自然の仕組みはすばらしく緻密に設計され過ぎていて、“自然を当たり前のこと”と勘違いしてしまうことがあります。

2010_3

それでも、こんなキビシい年があるからこそ、学ぶことや考えることもいつも以上にありました。きっと2010年に活かすことができるのではないかと思っています。

2009年は農業が今までになく多くの話題にもなりましたが、低価格の波に農産物も巻き込まれました。工業製品のように海外でローコストで製造することができない生鮮野菜や果物の価格を、同じように下げていくと生産者がギブアップしてしまうかもしれないという心配もありますし、そんな切実な声も聞こえてきます。

農家さんと一緒に新しい仕組みづくりをしたいということから始まった「畑のこころ」プロジェクトもまだまだこれからですが、多くの農産物が市場で低価格で取引されているにも関わらず、ここ数年の中で認めていただいた生産者の農産物は、市場の価格よりも高く取引していただけたことは、これからもこうした取り組みをしっかりと広げていかなければいけないという思いを強くさせてくれました。低価格の次にくるものは何か?がテーマですが、農業や食は普遍的なテーマですので、答えはすでにあります。

2010_2

また、例年になく雨の多かった北海道でも、数年前から取り組んできた牛糞の堆肥化とキトサンによる育苗により収量、糖度の上でもしっかりと結果が出始めてきました。そして、酪農へも一歩入り込むことができた年でした。こうした結果は僕たちにとって大きな自信になっています。

2010_2

そして、今年の取り組みから学んだことで、日照不足のときに植物をサポートしてあげられるのは、やはり基本的な土作りであり、有機物の施しということになります。

うまく行かないときには次へのヒントが何か隠されているハズです。そのヒントを2010年の農業に少しでも活かすことができるような活動をしてゆきたいと思います。

2009年どうもありがとうございました。2010年もいろんな出逢いと学びを楽しみにしています。どうぞよろしくお願い致します。


| コラム | 08:14 PM | comments (x) | trackback (x) |
泥だんごは「宝のだんご」だ!
2009年12月23日 徳島県阿波市市場町

12月19日に平野部にも雪が積もり日本海側の一級の寒波が、ここ中山間地域(標高150mから250m)にも久し振りの雪景色をもたらしたそうです。しかし皆さんの行いが良いのか?日中14度を越す暖かい日和になりました。



市場町の自治会長をされている井内輝信さんのお骨折りにより「水環境整備」助成金で2反程の溜池の浄化をする事になりました。 近年は用水が完備され溜池を使用しなくなり、水循環が無くなったり、落葉や菱(ひし)、浮き草が湖底に堆積して腐り、毎年腐敗臭が夏場は特に酷いと苦情が出ていたそうです、その水の浄化にキトサン・有用微生物を使った「泥だんご」を地元の30軒の方々に集まって頂き作り,2010年1月15日に投入して浄化をしようと本日の泥だんご作りになりました。



井内さんが活性液(キトサン・有用微生物・糖蜜)を3~4日前に作って培養しておいてくれました、土も微生物に負荷が無いように良質の土を用意して頂き、同量の米ぬかを入れて泥だんご作りです。耳たぶ位の柔らかい土に練りこむには、そんなに時間は掛かりませんでした、流石!皆さんの英知の団結力は凄いです。



特別な手袋を用意して頂き、各ブロックに分かれて泥だんごを作りました。以前に作った経験から出来る限り土の中の空気を抜いて確り固めると型崩れしない状態で真っ白く放線菌が出て出来上がります。  子供の手で、女性の手で、大人の手で沢山出来上がっています。。皆さん競い合って以外に無口です。しかし井戸端会議と一緒で地域の情報や、昔し話しや、環境の事や、農業の事を家族の様に御年配の方々からお話を聞きました。こういった事が今の時代には欠けてしまっているんでしょうね貴重な時間でした。



泥だんご作りに参加してくださった、近藤寛さん親子を見ていると家族の絆の大切さをしみじみと感じさせられました、家族全員での参加有難う御座いました。



写真に写らなかった方も含め、皆さんの暖かい真心のこもった手で作られた泥だんごは「宝のだんご」です有難う御座いました。

| 活動報告 | 03:20 PM | comments (x) | trackback (x) |
奈良に初雪
2009年12月18日  奈良県大宇陀市

冬型の気圧配置で、北日本海側は北海道から九州まで大雪で大荒れの日に奈良にお伺い致しました。御前8時半に天理インターチェンジを過ぎた頃からにわかに雪がちらつき始めこの冬一番の寒さを感じました。



今日は巽さんの圃場に朝一番にお伺いいたしました。ご覧の通り10cm位の積雪です。全てのお野菜が雪の下に埋もれています。



見事に出来たキトサン米ぬかボカシ栽培の4~50cmはある立派な大根です。



本体を収穫した後出た脇芽のブロッコリーです、一番花と変わらず素晴らしいできです。

今年からご主人も退職をされ、巽さんと一緒に農業をされています。キトサン農法で今年は茄子に挑戦され健康野菜を作っていたご主人は、毎日野菜を大事に育てることによって、すこぶる自分が健康になったと農業の深い話しをしみじみ語っておられました。

帰りにはハートランド全員分の沢山のお野菜や黒豆、小豆有難う御座いました。

今年一年大変お世話になりました、来年も宜しくお願い申し上げます。

| 活動報告 | 05:20 PM | comments (x) | trackback (x) |
テントウムシのいる畑 -ファームアースプロジェクト-
2009年12月4日 兵庫県西宮市

9月中頃に種を播いたニンジンが元気よく育っています。
西宮1

最初の内は少しずつ大きくなっていってたのが、最近は見るだびに大きくなってきているのがはっきりとわかります。

西宮2

シーダーで種を播いたのですが、ところどころ種の間隔が詰まっていたり、空いていたりで、間引きをしていないところがまだあるために密植状態のところもあり、生長状態を確認するために間引いてみたニンジンは写真のように小さいのですがキレイな肌で育っていました。

ニンジンをはじめ、ダイコン、ホウレンソウ、ハクサイ他の野菜も元気に育っていて、ムシにもほとんど食べられていない状態で、農薬未使用の栽培としてはここまで順調にきていると思われます。

西宮3

畑を見ていたら、テントウムシを発見。テントウムシはアブラムシをエサに食べてくれるので、生長点や葉っぱをアブラムシが食べしまうことがありません。冬に向かっている季節の栽培は害虫の被害も少ないということはありますが、こうして畑ではテントウムシが番人のように作物を守ってくれているので、安易に殺虫剤の使用をしてしまうとテントウムシまで死んでしまい、アブラムシを止める番人がいないまま作物が害されてしまうということが起こります。写真はナナホシテントウで、アブラムシ、ハダニを捕食します。雑草がある程度あると、硬くなったニンジンの茎や葉よりも、やわらかい雑草の方にアブラムシがいるのか、テントウムシも雑草の方にいました。

西宮4

ファームアースプロジェクトで実際に農業の体験をしてみると、栽培初期にはミミズを見つけたり、今回のようにテントウムシを発見したり、小さなことですが、自然のしくみは普段は目に留まらない部分でほんとうに上手く作られていることに気づかされます。写真は、ナミテントウでこちらもアブラムシを捕食します。

なにより、小さな種が栄養分と光合成で今では小さいながら立派なニンジンの形になっているのが感動です。あの種に設計図が詰め込まれていたんだと思うと今更ながら不思議です。

生長具合のチェックをするとすれば、葉っぱから茎の部分もしっかりしていて短く、いいバランスのニンジンになっていると思います。あとは、元肥だけで育てているので、肥料のもちが少し心配ですが、いまからの追肥は良くないので、このまま見守ることになります。

以前のブログ


| 活動報告 | 03:09 PM | comments (x) | trackback (x) |
食べ物ことわざ
2009年12月15日 三重県松阪市

以前松阪に出張した際に、松阪農業公園ベルファームの農家市場で「三里四方の野菜を食べろ」と言うことわざをコンセプトに地元松阪の農家さんが新鮮野菜や果物を産直されておられるとお聞きしました。気になってことわざを調べてみると次の様に解説してありましたのでご紹介しておきます。

*「三里四方」つまり半径12km以内で採れた野菜や果物を食べていれば長生きができると言う意味。野菜は新鮮さが命で時間が経てば経つほど味も栄養価も下がってしまう。はるばる遠くから運ばれてきた高価で美しい野菜よりも身近で採れた野菜は、季節の香りや栄養・美味しさも満点である、しっかり健康野菜・果物を食べようと言ったことのようである。 現在は「地産地消」と言った言葉が一般的に使われていますが、「三里四方の野菜を食べろ」はあじのある言葉ですね!

この「農家市場」には、新鮮野菜、果物を求めてこられたお客様の健康づくりをサポートしていることが良くわかりました。

そのほかにも気になった「食べ物ことわざ」をご紹介します。
「朝飯前(あさめしまえ)」
 ・朝飯前には空腹で大きな仕事は出来ないため、簡単な仕事のたとえ。
「塩梅(あんばい)」
 ・塩や酸味を加えて料理の味を良くすること。物事がいい具合になること。
「朝茶はその日の難逃れ」
 ・朝、お茶を飲めば1日健やかに過ごせると言う意味。
「山椒(さんしょ)は小粒でもぴりりと辛い」
 ・小さな山椒の実では有るがピリッと辛いことから、姿形の小さいものでも能力が高く、あなどれないこと のたとえ。
「柿が赤くなると医者が青くなる」
 ・柿の時期に柿を食べると病気にならず、医者がいらなくなる。



| 活動報告 | 03:08 PM | comments (x) | trackback (x) |
生ごみで元気野菜・花が見事!
2009年12月7日  徳島県阿波市

ハートランドPS吉野店の竹内恵子さんは、お客様が食べられたみかん・りんごの皮やお野菜の外葉を細かくカットし、専用のバケツで米ぬかボカシを入れた生ごみ堆肥を作られています。



夏場、事務所内でも悪臭が全く無く、勿論冬場でも醗酵が安定していて、2週間に一度の割で外の発泡スチロールのボックスの土に、醗酵した生ごみを入れて堆肥を作っています。一番驚くのは大量のミミズが発生している事です。



新しいパッケージで米ぬかボカシを販売しています。お客様の反応は良好で裏面には生ごみの作り方・使用方法が明記されています。



お店の入り口には米ぬかボカシ・生ごみ堆肥を施肥して、綺麗に花が咲いています。この時期にハイビスカスが野ざらしで咲いていたのには驚きました。



プランターにも沢山の食用野菜(小ネギ・春菊・パセリ)が生ごみ堆肥で美味しく出来上がっています。 特徴は虫が着かない、節間が短い、元気が良い、色合いがほど良い、食べると味が濃い。
皆様も、米ぬかボカシを使って生ごみを堆肥化し、循環型の家庭菜園を実現してみてください。

| 活動報告 | 04:24 PM | comments (x) | trackback (x) |
ハート50プラスの使い方発見!
2009年12月6日 徳島県

外気温が7度と寒い夜はヤッパリ豚しゃぶが美味しい!



脂肪がのった豚肉、出し汁に入れ、しゃぶしゃぶしたら脂が、灰汁(あく)が凄い!こんな時はいつもキトフレッシュ(食用のキトサン)をたっぷり入れて、安心して食べるのに、今日に限って忘れてしまいました、最悪!そうだ!身体に入る前にハート50プラス(健康食品のキトサン)を入れて処理をしようと、この煮えたぎる鍋に7粒入れると1~2分できれいに全部溶けてしまいました。



凄いのは、全く灰汁(あく)が出ません!脂肪の脂の白濁も全くありません。おまけに写真の竹筒にあるコラーゲンも全部入れましたが、透明のだし汁で食べても全くくどくありませんでした。



7粒は最初キトサンの渋味がありましたが食べていく内に馴染んで消えていました。安心、安全、美味しいしゃぶしゃぶ、ご馳走様でした。


| 活動報告 | 05:44 PM | comments (x) | trackback (x) |
やさいの学校
2009年12月6日 徳島県名西郡石井町



やさいの学校はガーデンセンター四季彩の新事業として平成21年4月に元徳島県立農業大学校・黒島忠司先生の退職後当学校の校長として迎え、3種類『①初心者が野菜栽培が出来る「プチ畑サポート教室」②産地直売場出荷希望者「プチ農家養成教室」③希望講座を選べる「プチ畑スポット教室」』を自由に選択できるように講座を開設。専門の講師が低農薬や有機栽培などのテーマを中心に指導する。



農業資材・苗・種を主に販売のガーデンセンター四季彩が、講座を受けた生産農家やプチ畑の皆様が収穫した農産物を毎週2回(土曜、日曜)店内販売を企画。



今後の課題は食の安心・安全に伴う家庭菜園ブームの中で、育苗業者及び園芸専門店の果たすべき役割を明確に指導して、「園芸商品を売る」だけではなく「園芸作業を売る」体制づくりが今後の課題であり、「専門知識」や「同業他社」や「異業種」からそれぞれのキャリアを融合して、新しい園芸の可能性を構築していきたいと小川店長の構想をお聞きしました。
是非我々も役割分担の中でお手伝いをさして頂きたいと考えています。


| 活動報告 | 04:37 PM | comments (x) | trackback (x) |
徳島の秋
2009年12月5日 徳島県阿波市土成町

大阪を出る時は冷たい秋雨で、徳島に近づくと共に雨も止み、陽がさすよい天気になりました。



四国に訪れて初めての四国八十八箇所霊場にお参りをさせて頂きました。ここは第八番札所で本尊は千手観世音菩薩が祭られている、熊谷寺です。
秋の紅葉真っ盛りの中、石段を上がっていくと中門に至り、中門の両側には我々を睨むかのように仁王が立ち尽くし、身が引き締まる思いでした。



山門を背景に紅葉がとても綺麗でした、束の間の紅葉干渉の時間を頂きありがとう御座いました。

| 活動報告 | 02:26 PM | comments (x) | trackback (x) |
日本一低い山「弁天山」の桜に米ぬかボカシで桜の花満開!
2009年12月6日    徳島市方上町



NPO法人弁天山保存会 理事 井上武氏のご紹介で会の皆様と一緒に「弁天山」の周囲に12本ある桜の木を米ぬかボカシでもっと綺麗に咲かせようと、米ぬかボカシを作る事になりました。この山が脚光を浴びていることがあります。11月20日に紹介したように、NHK大河ドラマ『竜馬伝』主演の福山雅治さんの登頂記念の記帳があると言うことで、若い女性が押しかけたそうです。



10度以下で風が冷たい昼下がりに、保存会の会員様達に集まって頂き、300キロを作りました。桜の木に撒いていただくのは勿論、皆様が生産農家様である事もあって田畑にご使用して頂くため、お一人10kgづつ使って頂く事になりました。
皆様の声!「米ぬかボカシ作りは楽しいな!」「久し振りに皆で協力して出来た」「米ぬかともみ殻を混ぜるのにブルーシートを使って作るのは日頃のうっぷん晴らしが出来る」「シートで天地返しするのは、お前の番じゃなく俺の番だよ!」「米ぬかボカシがこんなに簡単に出来るとは思わなかった」と子供に帰った様に楽しく、一時間程で出来上がりました。おさらいで作り方を説明すると、体験して楽しいことは本当に皆様良く学習されています。次回は皆様だけでも十分出来ます。



第一回『「弁天山」桜の花満開!の会』皆様奮闘された結果、米ぬかをかぶって真っ白です、本当にご苦労様でした。来春に米ぬかボカシ作りと、キトフレッシュでお好み焼きの会を開きます、楽しみにしています。

| 活動報告 | 11:55 AM | comments (x) | trackback (x) |
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